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2012年04月27日

ベータPMAGガス漏れ修理

今回はベータプロジェクト製(IronAirsoft製)PMAGのガス漏れ修理についてです。
以前、こちらの記事でPMAGの内部の汚れを落とすことをしました。
その後、ほぼ全てのマガジンがガス漏れを起こしましたので、その際に行なったことを書きたいと思います。
この方法、我ながら完結版に近いような気がしています(笑)
・・・はい、自画自賛です(笑)

それでは始めます。
まず、最初の状態。

ベータPMAGガス漏れ修理

マガジンに貼ってあるビニルテープはマガジンの識別用です。
今まで色々な方法でPMAGのガス漏れを直してきましたが、ようやくいい方法が見つかった矢先にこのマガジンのガス漏れが再発したので今回の記事に生かしました(笑)
それでは分解していきます。
まずはマガジン底部とリップ部をバラし、フォロアーとスプリングを抜き取ります。

ベータPMAGガス漏れ修理

お次に、マガジン上部のピンをピンポンチなどを使って抜き取り、マガジン内部を下から抜き出します。

ベータPMAGガス漏れ修理

その際、画像の面を上向きにして引き抜くとスプリングが飛ばずに済むかと思います。
その代わり反対側のパーツは落ちますけど(笑)
落ちるだけなので紛失せずに済むかと思います。

ここからは少し飛ばし気味に(笑)
いきなり話がそれますが、ガス注入バルブになぜかOリングがはまってました。

ベータPMAGガス漏れ修理

この画像ではすでに一度分解して、Oリングを軽く被せた状態で撮影しています。
さらに余談ですが、この後ガスを入れたらOリングが吹っ飛んでいきました(笑)
Oリングは見つかりましたが、外側にOリングがある必要性が分からないためOリングは外したままにしました(笑)

はい、それではガス放出バルブを外します。

ベータPMAGガス漏れ修理

今回はちゃんとバルブレンチを購入して分解しました(笑)
やっぱバルブレンチがある方が作業が楽です(笑)

次にEリングを外してガス放出バルブをバラバラにします。

ベータPMAGガス漏れ修理

何やらシャフト中央付近に白いものがついていますが、これはシリコングリスです。
シリコングリスはガス漏れ防止に効果的だと思います。
そして、この中央のOリングを取り換えます。

取り換えるものはこちら。

ベータPMAGガス漏れ修理

こちらの、P3かな? この規格のOリングに取り換えるだけです。
2個入りですが、複数買ってまとめたので3個入っています。

さて、このOリングに取り換えて、早速仮組みしてガスを入れてみると・・・
「シュー」っと聞こえます(笑)
まあ、実はこのマガジンはすでに取り換えた後なんでここからが今回の本領発揮です。
ちなみに、大体はここまでで直ると思います。
でも一時的かも(^_^;)

そして次のステップへ。
なんと、画像の位置にもOリングを追加します。

ベータPMAGガス漏れ修理

同じOリングを、後ろの部分につけるだけです。
この部分であれば前後はどこでもいい気もしますが、私は一番手前につけました。
ここにOリングをつける場合、シャフトの後ろ側から精密なマイナスドライバーを使って無理矢理はめ込みます。
Eリングを外す際に精密ドライバーを使っているはずですのでそのドライバーでグリグリと無理矢理はめ込みます。

さて、これで組みなおしてガスを入れてみると・・・

なんと、ガス漏れが直ります(笑)
Oリングが2個になるのでシャフトの戻りが悪くなりそうですが、シリコングリスで潤滑してますし何しろスプリングのテンションが高めなので意外とちゃんとバルブ閉鎖できます。
ちなみに、シャフトの一番前の部分に付くOリングもこのP3のOリングが使えます。
このOリング、かなり万能です(笑)
今すぐ島忠で買うべし!(笑)
※ホームセンターならどこでも売ってると思いますが、近所にあるのが島忠なので島忠と言っているだけです。回し者ではありません※

ついでに余談。
シャフトのEリングは個体差で固すぎて外れにくかったりはめにくかったり、逆に指で簡単に外れたりはめられたりします。
もし紛失してしまったら・・・

これ買えば大丈夫かも(笑)

ベータPMAGガス漏れ修理

パッと見、大きさは一緒。
ただし、厚さは違うかも。
その辺はすり合わせでなんとかする感じで。
これも島忠で売ってたんで、別の要件で買ったんですがちょうど同じっぽかったので紹介してみました(笑)




※2012年4月30日 追記※

言い忘れていましたが、マガジン底部をスライドさせる際に押す部分は脆いです。
画像のマガジンもすでに割れた後です(笑)
割れる原因として、ガスがうまく入らない時に生ガスが吹き出ながら注入されていくと思いますが、その際にそのロック用のパーツが冷却され、少し凍ったりして弾力性が乏しくなるみたいです。
私のはガス注入後、マガジン底部をスライドさせて戻す際に割れてしまいました。
ガスを入れる際は、マガジン底部を完全に外し、ガス注入後は息で軽く温めてから戻すといいかもしれません。




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Posted by landwarrior at 12:41 │Comments(2)WAM4マガジン関係
この記事へのコメント
休みになったらチャレンジします。ベータのPマグが2000円で売ってた事もあったみたいで、これで治ればPマグはデフレ脱却ですね。
Posted by ボブ at 2012年04月29日 22:18
ボブさんこんばんは~

ガス漏れ自体は直ったんですが、初速の変化や燃費については未確認ですのでもう少しテストしてみたいと思ってます。
ただ、僕のWAM4ではRA-TECHのローディングノズルに変えてからPMAGの調子がすこぶる悪いので、ガスルートパッキンを少し低くするか、ローディングノズルを変えないとダメかもしれません・・・
まだPMAGのお話は続きそうです(^_^;)

それと、2000円というとエアガン市場で販売していた訳あり品でしょうか。
あれを見た時は僕も訳あり品が出るまで待てばよかったと少し後悔しました(笑)
Posted by landwarriorlandwarrior at 2012年04月30日 03:42
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